マインド・ゲーム

【紹介文】
   ロビン西による原作コミックを、『アニマトリックス』などで知られるSTUDIO4℃の制作でアニメ化。監督は、劇場版『クレヨンしんちゃん』などでその独特のセンスをアピールし、OVA『ねこぢる草』なども手がけた湯浅政明。初恋の人・みょんちゃんと偶然再会した主人公・西は、その夜一度死ぬが甦り、やがてみょんやその姉・ヤンとともにクジラの腹の中で暮らす羽目に…。
   破天荒なストーリー、ダイナミックで密度の濃い動き、奔放な色彩や画面効果、目まぐるしく編集された映像、そして炸裂する関西弁。すべての要素が奇跡的と言えるほどに絡み合って、「生への執着」が圧倒的な迫力で描かれる傑作。感傷、挫折、希望、諦念、そして愛。人生のすべての要素をぎゅっと凝縮したかのような2時間弱は、人が死ぬときに思い起こすという“走馬燈”ってこういうモノじゃなかろうかと思わせる。今田耕司、藤井隆ら、吉本興業所属タレントを中心とした声の出演陣もさすがの芸達者ぶり。(安川正吾)

【評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 29件
[5点] アート…芸術作品ですかね
皆さんがイメージしているアニメ作品というより芸術性が高い作品です。湯浅監督の名が響くのもうなずけます。また声優が今田耕司さん、山口さん、藤井さんとお笑い芸人さんがやってるのも面白いですね。出所もSTUDIO4℃と有名ですし観て損ないです。知らない人は観てください。衝撃をうけ忘れられない作品になることは間違いないです。ちなみに大人向けなので子供が観ても途中でどこかにいくか怖くて泣きます。注意です! (2008-06-09)
[3点] 天才アニメ−タ−の名にふさわしい演出
アニメはここまで進化してるのかと思わせるスゴイ映像で全編押しまくる。
スト−リ−そのものは分かりやすく単純で、クジラの腹の中でのシ−ンも楽しい。
反面、テ−マを語るために組んだ話という面が強く、平板さは否めず。
ラストで抽象的な方向に行ったのが好みでなかった。
関西弁は良いがタレントの顔が浮かんできてしまうのがうるさい。 (2008-06-07)
[5点] ”いっしょうけんめいいきる”
こんなに素晴らしいのに、意外と知られていない作品だと思います。
近年の日本のアニメでは、ミヤザキよりも、オシイよりも、アンノよりも、何よりこれが評価されるべき。

全編見所満載でどこを切り取っていいかわからないけど、一番心を打たれたのは
西君「僕らは何のために生まれてきたのですか?神様は、神様は、戯れに僕らを作ったんですか?」
神様「・・・(カチン)悪いか?悪いかワレ?(…)戯れ百パーで作ったンよ!悪いか、カス!」
というやりとり。人生には、究極的な意味も価値もない、だからこそ自らを解き放って
色彩と運動のめくるめく冒険に全身を躊躇なくゆだね、あらゆる可能世界に自らを開いていくわけです。

ほかレビュアーが指摘していないことを言うと、このアニメ映画では関西弁の声優が重要だと思います。
関西弁には何かしたたかでしなやかな、生き延びるための強さが備わっていると感じました。
(2007-12-07)
[5点] Don't think feel.
マインドゲームは、「感じさせる」映画です。
宣伝していた時から注目していて、ずっと見たいを思い続けて見て見たところ…
映画にしても、アニメにしても、これほど「感じさせる」ものは最近はありません。
この作品は、文句なしに堂々とお勧めできますし、アニメは嫌い、幼い物だと言う人にも、
もしかしたらウケるかもしれません。
見終わると、泣くとか、笑うとかのような言葉じゃない熱い感情が溢れてきたのを感じました。
レビューは、大抵、ストーリーを客観的に説明し、主観的なものは少しで良いものと思いますが、
この作品だけは、とりあえず、見てみろと言いたい。
見て、感じたなら、何かしたくなるはず、スラムダンクを見たらバスケがしたくなるように…
日常に大して変わらないなと勝手に退屈感を抱いて、「最近つまらねぇな…」と吐いている自分に、
大切なことを気づかせてくれた作品です。 (2007-09-14)
[5点] サイケなSF
こんなアニメ初めて見た!
スピード感、色彩感覚、音響、セリフまわし、世界観、どれをとっても新しい。
ラブストーリーでもあり、SFでもあり、ビデオドラッグのようなものでもある破壊力ある映像は唯一無二ではないだろうか。
(2007-07-08)
【関連商品も見たい!】
 ・ MIND GAME REMIX
 ・ DEAD LEAVES 通常版
 ・ 森本晃司コレクション 永久家族 ETERNAL FAMILY
 ・ 鉄コン筋クリート (通常版)
 ・ ペイル・コクーン/吉浦康裕

Tag : 今田耕司 山本精一 藤井隆 島木譲二 山口智充